ワンフェスイベントレポート
【当日は雨・・・】
生憎の雨、前日の天気予報では雪も場所によってはあると言われていた天気ではじまったワンフェスでしたが、よく考えると久しぶりの悪天候ではないでしょうか。
朝、5:00に起床し今回助っ人として参加のジーニアス黒木氏を起こし6:00に出発。その前に、メンバーのKobee氏にモーニングコール(^^)。出る頃には雨が降り始め、慌てて荷物に雨対策を施しての出発となりました。集合場所まで最寄り駅から電車でいくことに。
昔は、最寄り駅から乗った時点で「こいつワンフェスにいくな」っていうメンツが結構いたものですが今回はなぜかジャージ学生が多くて妙に朝早いのに騒がしい車内でした。
しかし、一般入場じゃなくなっても結局朝早く出かけるのは変わらないのですね毎度。

【新橋で集合】
集合場所の近くのコンビニで、毎回恒例のチラシをKobee氏がコピー。
その間に、メンバーも揃い、ゆりかもめに揺られてビックサイトへ。今回、初の参加となるジーニアス黒木氏は、ワンフェス名物の行列を目にして「恐るべしオタクの物欲パワー・・・」とつぶやく。
そんな、雨の中並んでいる行列を横にしながら、ディーラー受付へ。
おなじみのパスを受け取り、メンバーは首に下げて入場。毎回、不思議なのが入り口でパスを下げずに当然のように入場しようとする輩が、警備員に止められている光景。「なんで、わからんかな〜」

【今回は反対側】
                
我々ディーラーは、ディーラー受付とは反対側で外を今回は大回りしなければならず、結構手間。
今回はAブロック、企業ブースや海洋堂がDブロックで反対側のため、A・Bブロックがメインとなった
模様。Cブロックは中古が多かったしね。
あとから合流したM氏の荷物と商品仕分けなどをあわただしくしながら、その間に版権受付へ。
書類を受け取り戻って、すべてのセッティングが終わったのがなんだかんだで9:10頃。
本当は、事前に余裕を持って会場を回るつもりが、大して出来ずじまい。
                   

【なぜか、ワールドカップ??】
開催の合図が、なぜかワールドカップテーマ曲で始まり、もう始まったのか良くわからないけど
スタート。メンバー随一の物欲大王の私としては、行かねば成らないところが結構ありまして、
お店は他のメンバーに任せまして、お買い物に♪(←どうなの??)
といっても、大して見るまもなくお客の波が会場を埋め尽くし、中にはどう見ても転売屋っぽい
オッサンとかも行列に並んでいて、本当に欲しい人にどれだけ届いているのか疑問も。

ちなみに、私が今回チェックしていたのがこのページでもリンクしている
 「ATOMIC−BOMB」さん、「チェリーブロッサム」さん、「夢創軒」さん。
なにより、ナディア好きとしてはここだけは抑えなくてはと出かけます。やっぱり凄い人気だったのが
「ATOMIC−BOMB」さん。結構列が出来ていて、一緒について来ていたジーニアス黒木氏は
ただその行列を横からビデオに収録。う〜ん、いずれはドキュメントとか作るかこのネタで。

【ナディアばっかだね・・・、うんそうだよ】
夢創軒さんで、sidGさんとお会いすることが出来て、少しお話をして新作ナディアと前回の作品を購入。
ひとまず、ブースに戻る。なんだかんだで、購入したのはナディアばっか(^^)。
ジーニアス黒木「ナディアばっかだね・・・」
芭窮「うん、そうだよ(なぜか勿論という顔で)」

【で、自分のとこはどうなのよ?】
ほんの数十分の戦いを終えて、ブースの戻るも何もとくに変化なし。M氏の作品は、出足こそ
鈍いがじわじわと売れていく、前回レプリカントに載ったのが効果的だった模様。
今回は前回以上にまったりとした感じで、ワンフェスでしか買えないという飢餓感も薄れたのか、
写真をとっていく人は多いのですが、ちょっと路線がずれていると苦戦するといった感じを受けました。

飢餓感といえば、一番客にとってそう感じられたのは、海洋堂の限定品や例のチョコだったのではないでしょうか。機会があればワンダチョコもと思っていたのですが、目に入った長蛇の列にあえなく戦意喪失。結局、「この会場でこの時にしか買えない」というシチュエーションは、いまや複数のイベントがありかつ出来の良い市販品がかなりのスピードで輩出されている現在では、そうそう無い様で、我々アマチュアディーラーはそういった付加価値の恩恵を受けずに勝負をしていかなければいけないようです。
「エッ!それはお前だけだって?」(でも、恩恵はまだうけてませんよ〜)
まあ、そういっている自分などは今回、まったく売れず、キャラクター選択は今後も悩みの種となりそう。
でも、好きなキャラでないと作る気しないしな〜。
そうなると、どこで商品性をアピールしていくべきなのかKobee氏と話していてやっぱり価格帯でまずは勝負しないとということに確かに、今回アマチュアディーラーさんは3000円〜5000円くらいで出されているところが多かったような気も。

【ワンフェスって・・・】
個人的には、ワンフェスって「こんな馬鹿なアイテム作ったの?」っていうテイスト、その漢っぷりに
共感し、買うところでありガレージキットってそういうもんじゃないかなと思ったりするわけです。
まあ、それがキャラクターへの愛な訳であり、この場合の「馬鹿」っていうのは賛辞でありキャラクターに対しての入れ込みっぷりをあらわすものなのです、芭窮的には。

ちなみに、今回芭窮が選ぶ「漢なアイテム選択」がこちら。
「オヤジーデ」(おジャ魔女ドレミ より) *ディーラーさんのお名前忘れてしまいました、すいません。


このキャラの声優さんは昨年の夏に亡くなられていて、以降作品中には出てこなかったという
なんとも痛ましい話のキャラです。今回から声優さんが代わって復活の模様ですが。
なんともキャラセレクトに参りました。最後まで購入すべきか迷い、買わなかったことを悔やんでます。

 戴宗 (ジャイアントロボ) −真・おやじ天国 さんの出品 −


毎回、オヤジネタで攻めてくる「真・おやじ天国」さん素敵です。画面には入ってませんが
隣に「静かなる中条」がありましてこれまたいい感じでした。
いずれは「衝撃のアルベルト」を期待してしまいます。今回、ゆっくり回った時にこの御仁に
お会いしまして購入してしまいました。そういえば別ディーラーさんで「ヒッツカラルド」もありました。

フランク(妖精くん) −アルジェントソーマー*ディーラーさん、チェックしませんでした、スイマセン。


ちょっと、ピンぼけしてますが「妖精くん」です(^^)。このネタをメンバーにいっても通じませんでした。
うちのかわいい「妖精さん」とは似ても似つかないキャラですが。
価格もかなり手頃で作りも良かったのでこれまた購入しておくべきだったと思ってます。
次があれば是非!!

まあ、今回の「漢なアイテム」はこんな感じですが、あと「デスラー総統のグラス」が
陶器で販売されてまして、これも買っておけば今ごろうまいお茶が飲めたのにと後悔しきりです。
なんか、「漢なアイテム」って男くさいキャラしかないじゃんとか、お前が買わなかった後悔リストだとか言われそうですが、
今回はそれくらい美少女キャラでは目を引くものが無かったのです。
キャラ的には、藤島キャラが比較的多かった気も。でも市販のキットが出ているキャラは
どうしても比較してしまい、購入に踏み切れないのが心情でしょうか。

【やっぱりおりなかったのかな・・・】
今回、ガイドブックを見ていて、是非あれば拝見したいと思っていた作品が二つありまして、
一つが少年チャンピオンにて連載中の「ななか6/17」からヒロイン「ななか」。
もう一つが少年Aにて連載中の「成恵の世界」の中ででてくる「魔法少女4号ちゃん」。
おひとりだけ、4号ちゃんの作品を出されているとこは発見できたのですが、それ以外は
ちょっとわからず。版権許諾がおりたかだけでも確認したかったのですが、やっぱり難しいのかな〜。

【時代はナディア?】
さて、予想以上に多かったのが「ナディア」でした。私の見ただけでもかなりの数が再販・新作
ともにあったようです。
有名どころでは、REMIX(あげたゆきおさん)・T'sSystem(宮川 武さん)なども新作を
出されていたようです。それに、前述のチェリーブロッサムさんや夢創軒さん、再販ですが
ATOMIC-BOMBさんなども出されてましてディーラー数でいうと6〜7軒はあったのでは
ないでしょうか。昨年、DVDボックスもでて今年にはノーチラス号の再販と続きまさに時代は
ナディアですか!!BSで再放送も始まりノリノリ(古!)ですよ。
いつもは、ナディアネタは大抵買っているのですが今回はチェックが甘くて実物を見ることが
出来なかったものもありそれだけ作品の多かった印象を受けました。

【売店の煙が・・・】
今回、ちょっと驚いたのが売店でしょうか。いつもはおにぎり・サンドイッチが相場の売店で
なぜかメキシカン料理みたいのが出ていて、その煙の影響たるや凄かった。
Aブロックを他のブロックからみると、なんか煙でかすんでたし妙に肉くさかった(^^)。
次回は勘弁して欲しいと思いますホント。

【終わってみて・・・】
回を重ねるたびに、買い手の財布の紐もきつく、かつ見る目は厳しくなっているなと感じずにはいられない
ワンフェスでした。ワンフェスならではというアイテム選択も見受けられなくなり、らしさが薄れ他のイベントと
変わらなくなっていく様で不安ではあります。それと、キラータイトルの不在もあり、それぞれに細分化した
キャラクター市場では万人受けする作品をチョイスできないということもあるのでしょうね。
ちょっと活気に欠けた感のあるワンフェスだったという印象でした。
といっても、イチディーラーでしかない我々にとっては出来ることをするだけで、今後は商品の価格帯を
もう少し考えていくことと、ディーラーとしてのカラーも確立していかないといけないかと思っています。
それ以上に、完成品の仕上がりをもっとアップさせないとね。(グハッ!!)

何はともあれ、次に向けて頑張っていくしかないですね、ハッスルマッスル!!

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